しっかりと理解しておきたい!信用取引の概要とルール及び種類

我が国における信用取引の概要

現金30万円以上か、それと同等の信頼性の高い金融商品を担保として証券会社に預けることで可能な取引のことを、信用取引と呼びます。現金取引口座を開く際に現在の職業や収入などを問われることはありませんが、信用取引口座を開く際はクレジットカードを作る時と同等の審査をパスする必要があります。信用取引は、レバレッジを3倍まで効かせられる信用買いを行えることが最大の特徴です。高いリスクを背負うことにもなりますが、安定したトレンド下で利用することで、効率の良い資産形成が可能となるでしょう。もうひとつの特徴が、下落相場でも利益を生み出せる空売りと呼ばれる信用売りが出来ることです。このふたつの取引方法を上手く使いこなすことで、現金取引しか出来ないトレーダーよりワンランク上を目指せます。

信用取引には守るべきルールが幾つかあります

現金取引より有利に相場に乗ることができる信用取引ですが、守るべきルールが幾つか存在します。ひとつは返済期限が設定されていることで、その期日はおよそ180日から3年程度です。もうひとつは、手数料や金利などの諸経費を支払わなければならないというルールです。最後が、追証と呼ばれる追加保証金を支払わなければならないというルールです。株券の担保価値が毀損した場合に追証支払い義務が生じるのですが、これを守らないと強制決済されてしまいます。信用取引は、証券会社から借金をすることと同義なので、これらのルールを守ることは当然の義務といえるでしょう。

信用取引は大きく2種類に分けられます

信用取引は大きく2種類に分けることができます。ひとつは証券取引所によって選定された銘柄のみを扱うことが出来る制度信用取引です。本取引においては、信用売りと買い両方が出来る銘柄と、買いしか出来ない銘柄の2タイプに分けられます。もうひとつは、証券会社と顧客の合意に基づいて行われる一般信用取引です。証券取引所を介さないため、そのルールは証券会社によって強く個性付けされています。たとえばデイトレ向けの当日限り手数料無料の取引や、長期間返済しなくても良い現金取引に近いものなど様々です。個人トレーダーにとっては後者の一般信用取引の方が有利である場合が多く、上手く利用することで大きな利益を得られるでしょう。

信用取引における空売りを利用すれば、下落相場においても利益を生み出せます。現金トレードとは違い、常に相場に接することが出来る為、高度な相場観を身につけることが出来ます。